固まってしまった苛性ソーダを頑張って使う [その他]
少しお休みを取ったので時間ができました。
なもんでずっと作りたかっただけでなく、ストックがなくなって困ってた石鹸を作ろうと思います。
最後に作ったのは何年前だったか・・・
苛性ソーダ大丈夫かな?
ガチガチに固まってます。
崩せそうにない。しかしなんとか使い切ってやります。
600円くらいだった気がするので買い直したいんですが、こんなのどうやって捨てたらいいかわからないので; ;
元々の中身が450g。
以前記録しておいたんですが、この苛性ソーダの容器が37g(フタは10gなので容器全体は47g)。
少し使ってあったはずなので51g以上は確実に水分ってことになりますかね。
どのくらい使ったことにしようかな。
20gくらい引いておくか。
多分もっと使ったと思うんですが、肌荒れしそうな石鹸よりは泡立ち悪いドロドロの方がマシなんじゃないかという判断で少なめに。
そもそも水にしろソーダにしろ結構緩みがあるんで、使い心地に差が出るくらいで大抵の量なら失敗しないはずです。
ソーダの量からオイルを計算するのは大変なので、鹸化率計算機を利用させていただきました。
水は35%、ディスカウント値は10%で。
通常130~150gくらいのソーダで仕込んでいるので、いつものレシピの3倍くらいで考えます。
オリーブ 1500g
ココナツ 600g
パーム 600g
ヒマシ油 300g
ミリスチン酸 100g
ステアリン酸 30g
シアバター 150g (冷蔵庫に余ってたので)
ROE 3gくらいですかね。適当。(ちなみに何年前のものか不明)
F.O. Scent ShopのWater Blosssom Ivy 大きい容器1本。多分20gくらい。
ソーダ 433.8g
水 1148g (50g吸ったものとして1100gにしときます)
過去の自作のレシピ帳によると、ヒマシ油入れた石鹸が泡立ちがよかったと書いてあったので使ってみます。
「溶け易くはないがやわらかい」とも書いてありました。
確かにマイルドな大泡がたってたような。これ使って髪洗いたいので入れてみます。
オイルは全て石鹸作ってた頃のもの(何年ものかわからん)ですが、全く香りに変化なしだったので使ってみます。
普通のオリーブは酸化臭が凄くてダメでした。
変質したものでも使うつもりでしたが、今回は量が多く臭いのがずっと続くと辛いので未開封のポマスオリーブを使います。
こちらは酸化臭なし。
酸化したものは次回少ない量の時に使います。捨てないよ。
ではまず緊張の苛性ソーダから。
シンクに鍋を置き、その中に容器を入れて、ソーダの容器に直接量った水を入れます。
容器が熱くなってきます。
蒸気に刺激があるので、換気扇を強にし、軽く蓋を置いておきました。
1時間くらい放置しておいたら、少し柔らかくなってる。
使えそうでよかった。
オイルを量っていきます。
ものすごい量ですな。
混ぜられるだろうか。
ソーダ溶けてきました。
量が多いので、溶けたのを鍋に入れてまた溶けたら足していきます。
70°c超えてます。熱のせいだと思うけど容器が柔らかくなってちょい怖い。
蒸気が怖いので、60°cくらいになるまでフタを乗せておきました。
底にちょっと残ったのが容器に張り付いてます。水を足したら取れました。
発泡スチロールの箱がなかったのでダンボールに豆乳の容器、牛乳パック、ホワイトリカーの紙パックを用意。
どのくらい入るかわからないので多めに。
慎重にやりすぎて温度低めです。
あと10°cは欲しいんですが。
モロモロになったら困るので、オイルを70°c超えくらいで攪拌してみます。
オイルの種類と程度の問題ですが、経験上低いより高いほうが失敗少ないので。
鍋から少しずつ入れられる容器に移して攪拌していきます。
あっという間にトレース。
溶けきれなかったソーダの残骸はティッシュで拭いて捨てます。
通常こんなものは残りませんが、さすが年代物。これなんなんだろう。
ここでF.O.を入れたら恐ろしいことに・・・!
ものすごい勢いで分離してます。
温度もヤバい。
こんなになってしまった。
この量を無駄にするわけにはいかないので必死に混ぜました。30分くらいやってたかな。
少し形が出てきたので冷蔵庫で眠ってたROEを投入。
固まりました!
でもプルンプルン。
アガーを調理してるみたいな感じです。くず餅っていうか。
やっと型入れ。疲れた。
普段だと石鹸が張り付いちゃってティッシュで拭くの大変なんですが、今回はつるっと取れたので鍋がきれい。
鍋についている石鹸をスポンジで試してみました。
泡が細かい。
本当はクレイ入れたりしたかったんですけど、それどころじゃなかったので超シンプルな感じで。
何日かしたらカットして乾燥させます。
1ヶ月くらい寝かせたら完成です。
使うの楽しみです。
※追記
一日置いて開けてみました。まだ少し温かいです。
これはダメでしょう。やわやわでカットは無理そうです。
色々原因は考えられますが、普通にソーダ少なかったんでしょうなぁ。
数日置いても固まらなかったら容器に入れて使うしかないかな。
結果はこちらです
固まってしまった苛性ソーダを頑張って使う(その後)
http://xdot.blog.so-net.ne.jp/2012-11-13
なもんでずっと作りたかっただけでなく、ストックがなくなって困ってた石鹸を作ろうと思います。
最後に作ったのは何年前だったか・・・
苛性ソーダ大丈夫かな?
ガチガチに固まってます。
崩せそうにない。しかしなんとか使い切ってやります。
600円くらいだった気がするので買い直したいんですが、こんなのどうやって捨てたらいいかわからないので; ;
元々の中身が450g。
以前記録しておいたんですが、この苛性ソーダの容器が37g(フタは10gなので容器全体は47g)。
少し使ってあったはずなので51g以上は確実に水分ってことになりますかね。
どのくらい使ったことにしようかな。
20gくらい引いておくか。
多分もっと使ったと思うんですが、肌荒れしそうな石鹸よりは泡立ち悪いドロドロの方がマシなんじゃないかという判断で少なめに。
そもそも水にしろソーダにしろ結構緩みがあるんで、使い心地に差が出るくらいで大抵の量なら失敗しないはずです。
ソーダの量からオイルを計算するのは大変なので、鹸化率計算機を利用させていただきました。
水は35%、ディスカウント値は10%で。
通常130~150gくらいのソーダで仕込んでいるので、いつものレシピの3倍くらいで考えます。
オリーブ 1500g
ココナツ 600g
パーム 600g
ヒマシ油 300g
ミリスチン酸 100g
ステアリン酸 30g
シアバター 150g (冷蔵庫に余ってたので)
ROE 3gくらいですかね。適当。(ちなみに何年前のものか不明)
F.O. Scent ShopのWater Blosssom Ivy 大きい容器1本。多分20gくらい。
ソーダ 433.8g
水 1148g (50g吸ったものとして1100gにしときます)
過去の自作のレシピ帳によると、ヒマシ油入れた石鹸が泡立ちがよかったと書いてあったので使ってみます。
「溶け易くはないがやわらかい」とも書いてありました。
確かにマイルドな大泡がたってたような。これ使って髪洗いたいので入れてみます。
オイルは全て石鹸作ってた頃のもの(何年ものかわからん)ですが、全く香りに変化なしだったので使ってみます。
普通のオリーブは酸化臭が凄くてダメでした。
変質したものでも使うつもりでしたが、今回は量が多く臭いのがずっと続くと辛いので未開封のポマスオリーブを使います。
こちらは酸化臭なし。
酸化したものは次回少ない量の時に使います。捨てないよ。
ではまず緊張の苛性ソーダから。
シンクに鍋を置き、その中に容器を入れて、ソーダの容器に直接量った水を入れます。
容器が熱くなってきます。
蒸気に刺激があるので、換気扇を強にし、軽く蓋を置いておきました。
1時間くらい放置しておいたら、少し柔らかくなってる。
使えそうでよかった。
オイルを量っていきます。
ものすごい量ですな。
混ぜられるだろうか。
ソーダ溶けてきました。
量が多いので、溶けたのを鍋に入れてまた溶けたら足していきます。
70°c超えてます。熱のせいだと思うけど容器が柔らかくなってちょい怖い。
蒸気が怖いので、60°cくらいになるまでフタを乗せておきました。
底にちょっと残ったのが容器に張り付いてます。水を足したら取れました。
発泡スチロールの箱がなかったのでダンボールに豆乳の容器、牛乳パック、ホワイトリカーの紙パックを用意。
どのくらい入るかわからないので多めに。
慎重にやりすぎて温度低めです。
あと10°cは欲しいんですが。
モロモロになったら困るので、オイルを70°c超えくらいで攪拌してみます。
オイルの種類と程度の問題ですが、経験上低いより高いほうが失敗少ないので。
鍋から少しずつ入れられる容器に移して攪拌していきます。
あっという間にトレース。
溶けきれなかったソーダの残骸はティッシュで拭いて捨てます。
通常こんなものは残りませんが、さすが年代物。これなんなんだろう。
ここでF.O.を入れたら恐ろしいことに・・・!
ものすごい勢いで分離してます。
温度もヤバい。
こんなになってしまった。
この量を無駄にするわけにはいかないので必死に混ぜました。30分くらいやってたかな。
少し形が出てきたので冷蔵庫で眠ってたROEを投入。
固まりました!
でもプルンプルン。
アガーを調理してるみたいな感じです。くず餅っていうか。
やっと型入れ。疲れた。
普段だと石鹸が張り付いちゃってティッシュで拭くの大変なんですが、今回はつるっと取れたので鍋がきれい。
鍋についている石鹸をスポンジで試してみました。
泡が細かい。
本当はクレイ入れたりしたかったんですけど、それどころじゃなかったので超シンプルな感じで。
何日かしたらカットして乾燥させます。
1ヶ月くらい寝かせたら完成です。
使うの楽しみです。
※追記
一日置いて開けてみました。まだ少し温かいです。
これはダメでしょう。やわやわでカットは無理そうです。
色々原因は考えられますが、普通にソーダ少なかったんでしょうなぁ。
数日置いても固まらなかったら容器に入れて使うしかないかな。
結果はこちらです
固まってしまった苛性ソーダを頑張って使う(その後)
http://xdot.blog.so-net.ne.jp/2012-11-13
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