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クラズナー博士のあなたにもできるヒプノセラピー 2 [本(ヒーリング)]



前回の続きです。


---暗示の法則 より---


1 集中の法則

習慣はくりかえしによって定着する。楽器の演奏や車の運転などもくりかえし
練習することでその動作が定着し、考えなくても自然と体が動くようになるのはそのためだ。


2 反作用の法則

必死になるほど、かえってできないことがある。
「これはできない」と思いながらも、やっているときだ。
悪い習慣を変えようと緊張すればするほど、かえってその習慣が強化されてしまう。
私がいま「紫色の牛のことは考えないでください」と言ったら、あなたは最初になにを
思い浮かべるだろう。―略―不眠症の人間は眠ろうとしすぎて眠れない。
意志の力と理性でタバコをやめようとしても思うようにならない。意志の力は問題解決に
つながらないのだ。
それよりも想像力を使うほうが早道だ。想像力と意志の力が戦うと、例外なく想像力が勝つ。


3 優勢の法則

暗示と強い感情を同時に体験すると暗示の効果が高まる。また、それ以前に暗示が
あったとしても、感情と結びついた暗示は古い暗示を帳消しにする。
―略―
あなたの潜在意識はオートメーション機械だ。あたえられたままを受け入れ、あなたの
命令を遂行しようと努める。レモンの例でわかったように、想像と現実を区別することはない。

新しい技術を学習しているときは、目的達成への熱意が強いので、集中の法則よりも
そちらが優先する。
ここにバスケット・ボールをはじめたばかりの少年がいるとしよう。
彼はシュートの練習をしているが、ボールがはいる回数よりもはずれる回数のほうが多い。
同じことのくりかえしが定着するのなら、この少年はボールをはずす達人になるはずだ。
しかし彼は練習を重ね、やがて成功する回数のほうが多くなる。それはなぜだろう。
「ボールを入れたい」という意気込みや熱意は強い感情である。強い感情と結びついた
目的は優勢となって、潜在意識はこちらの命令を遂行しようと努める。
そして肉体はうまくシュートした体験をコピーして、失敗のほうを忘れる。

暗示とその法則が理解できたら、催眠誘導の理論を理解したことになる。


---ここまで---

ここで説明したことをこの後のページで実験してみるやり方が書いてあります。

「これは”集中の法則”のデモンストレーションだ。」
「あなたの肉体が意識の命令にしたがった証拠である。」




更に体重を減らす、タバコをやめる、などの暗示の例がのってます。

「私は食事時間にだけ食べる。以前よりも食事を楽しみながら、ゆっくりと食べている。
体に必要な栄養をとるだけ食べたら、自分でそれがわかる。そして、とても満足を感じる。」

「ノン・スモーカーになった自分の姿が見えるように暗示の文章をつくる。ノン・スモーカーとは
タバコを吸わない選択をしている人だ。”もと喫煙者”や”無理に禁煙している人”を
イメージしないようにしよう。」


その他にも目的別の暗示例があり、・自信・営業成績・あがり症・疲労・引っこみ思案
や不眠症などの暗示がのっています。
効き脳診断があり、より効果的な暗示の言葉が書いてあります。
教科書読んでて苦にならない方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。




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